高村光太郎展(千葉市美術館)を見る

高村光太郎展(千葉市美術館)を見る 私は美学をやってるわけでも美術史をやってるわけでもありませんから、正確さではなく「見て感じたもの」を書きたいと思います。最近は美術館で「解説の電子機器」を耳にして絵を見ている人がいてびっくりします。貸す方…

トーマスマン2

> トーニオはこの作品でずっと詩人である自分のことを卑下するような事ばかり述べながら、どこかで一般の人々を見下しているように思える。最後に人生を愛しているというような事を告白するが、それも鼻持ちならない自己愛の発露のように思えてならない。 …

仏教

仏教に長く関心を持ってきました。今だに藪の中ですね。 書籍仏教はともかく、自分にとっての出会いは「人生は苦です」という義父の一言からです。前妻の癌が見つかって・・北陸から来てもらった時の一言でした。責めたっていいはずなのに・・です。何故もっと早…

岸田劉生 美術上の婦人 (青空文庫から)

美術上の婦人 岸田劉生 婦人は美くしいものである。 だから婦人は画家にとつて何時の時代でもよき画材とされてゐる。古来からの名画の中には婦人を描いたものは甚だ多い、もし古今東西の美術の中から「婦 人」を除いたら実に寂寥たるものであらう。実に「女…

(資料) 油絵新技法  小出楢重 4  (青空文庫から)

(資料) 油絵新技法 小出楢重 4 (青空文庫から) ガラス絵雑考 私は、ガラスというものについて特殊な愛着を持っている。ガラスでさえあれば何んだっていい。上等の古いカットグラスから氷屋のコップ、写真のレンズ、虫めがねにいたるまで同じ程度におい…

(資料) 油絵新技法  小出楢重 3  (青空文庫から)

(資料) 油絵新技法 小出楢重 3 (青空文庫から) 8 新技法と日本人 我国では、古来より単化と省略とを眼目とする処の、線によって直ちに心を現し得る処の、最も主観的な画技を以て悠々(ゆうゆう)自適しながら楽しんで来たものであった。勿論(もちろん…

(資料) 油絵新技法 小出楢重 2  (青空文庫から)

(資料) 油絵新技法 小出楢重 2 (青空文庫から) 4 素描(デッサン) 要するに、よくこの世界を了解するという事は、よく観察しよく写実しなければ油絵は成立って行き難いものである。 そこで油絵技法の基礎工事としてその写実の研究方法として、一般に…

(資料) 油絵新技法  小出楢重 1  (青空文庫から)

(資料) 油絵新技法 小出楢重 1 (青空文庫から) 序言 日本の油絵も、ようやくパリのそれと多くの距離を有(も)たぬようにまで達しつつある事は素晴らしき進歩であると思う。だがしかし、新らしき芸術の颱風(たいふう)は常に巴里(パリ)に発生してい…

トーマス・マン1

私はここ4年ほど再復活みたいに「トーマス・マン」にはまっている。中学生のころからマン愛読者だった記憶がある。 <・・・彼女は彼の前を前後左右に歩いたり回転したりする。すると、彼女の髪の毛からか、あるいはドレスからか、一種の芳香が彼の鼻先をかす…

近況

家に籠もって3ヶ月近くになりました。仕事や生活の構造が一変して、最初はとまどうばかりでしたが・・何とか慣れたのかもしれません。「これからが本番」そうした私の思いはなかなか理解されないみたいで「仕事のなくなった老兵」としてしか思われないようで…

初めまして

今は19世紀ドイツの芸術動向に関心を持っているのですが、音楽・哲学・文学に関して疎いですから・・・まったくの初心者です。しかしブログ開設が一瞬、この「はてな」は同時に3つのブログができてしまうのにびっくりしています。何も設定してないのにフェイ…